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浅草橋の昼めしガイド 2012年
浅草橋・柳橋・蔵前地域でお薦めのランチ・スポット
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2012年7月 『浅草橋の昼めし』ガイド
 ロンドナー好みのローストビーフ丼「KUHNS」(クーンズ)

 今回紹介するKUHNS(クーンズ)は遂先日3周年を迎えたばかりの新しい店。
 JR浅草橋駅東口を出てJR高架沿いに秋葉原方面に2ブロック進み「げんき鮨」の角を右に曲がって暫く行った右側。
 どことなくロンドンのソーホー辺りにありそうなスポーツカフェの佇まい。外観はコンクリートの打ちっぱなしの壁にむき出しの階段と手すり。
 店の前に掛けられているカラフルなレンタル自転車がすぐに目につく。「ちょっとレンタルしてスカイツリーまで・・・」 
 それもその筈、ここのオーナーはサンフランシスコ留学後にイギリスへ渡りフラワーアレンジメントの勉強をし、帰国後に趣味である自転車(いやいやBicycleと言わないと叱られそう~)と花をコンセプトに開いたお店。店のロゴに使われている自転車のフレームにも見える直線と曲線の組み合わせはゴールデン・ブリッヂを表現しているらしい。
 横の階段を3-4段上がって店内に入るとまず目につくのが正面の大きなモニター画面。 いつもはBicycleに関するSceneが流れているが、サッカーの試合などビックイベント当日には、この画面を見ながら深夜まで盛りあがっているそうだ。
 入口を入ってすぐの所に10人掛けのテーブルがあり、その横がL字型の長いカウンター席。年代物の分厚い一枚板の天板が殊更ロンドンのパブの雰囲気を醸し出している。ここにも10席の椅子が置かれ、更に奥には座り心地のよさそうな革張りのL字型ソファーと丸テーブル。今日はカウンター席でローストビーフ丼を注文する。
 程良くミディアムに焼かれた赤身のローストビーフは毎日奥にあるオーブンで焼かれている。ソースは自家製のバルサミコ酢のソースとマヨマスタードの2種類から選べる。今日はバルサミコ酢を注文する。
程なくすると楕円形の深皿に盛られたローストビーフ丼と大根マリネのサラダ、それと野菜スープが載せられたお盆が運ばれてきた。世の中には霜降り和牛のローストビーフを売り物にしている店もあるが、私は肉本来のうまみが味わえる赤身の方が好きだ。いつかアメリカで食べたスライスビーフとマスタードが無造作にバンズの中に挟まれただけのUSサンドイッチを思い出す。ソースのバルサミコ酢はさっぱりと全体のテイストを引き締め、丼と言うよりライスをサラダ感覚でたべるような感じ。
 食後に出されるパイナップル・シャーベットもさらに後味をすっきりさせてくれる一品。
 ランチメニューはこの他に赤ワインでじっくり煮込んだハヤシライス(800円)トルティーヤチップのぱりぱり感とよくマッチし、チーズのコクとライムのさっぱり感が味わえるタコスカレーライス(800円)の3種類。これら定番メニューに加え日替わりメニュー2種類が用意されている。ランチと一緒にコーヒーを頼めば200円で飲めるのもうれしい。

2014年12月現在ランチ営業はしていません




KUHNS(クーンズ)
http://www.kuhnsbar.com/

台東区浅草橋1-29-11


電話(3862)8812


営業時間
月~金 17:30~26:00
土    15:00~24:00
ランチなし
定休日  日曜
 三連休最終日の月曜日

 

2012年5月 『浅草橋の昼めし』ガイド

 ネタてんこ盛り海鮮丼 - 金太楼

 金太楼鮨は創業80年以上の寿司店さんでネギトロ巻発祥のお店として有名。
昭和40年前後から多店舗化を進め、現在直営店が23店舗もある。今回紹介する浅草橋店はその中でも古株のひとつ。
浅草橋周辺は寿司屋さんの激戦区。駅を中心に半径100mの範囲に10店の寿司屋がしのぎを削る。
特に創業以来100年以上暖簾を守り続けている『美家古寿司』『梅寿司』といった老舗が軒を連ねる中、この地に店を出して以来40年営業を続けているだけでも味・価格は折り紙つき。
最近は回転すし全盛期だが、付け台を挟んで板前さんとの会話を楽しみながら寿司をつまむスタイルが私はやっぱり好きだ。

 仕入れは毎日本部がまとめて大量に築地で買付けているので鮮度のいいネタをリーズナブルな価格で提供できる。
4人の板前が2フロアに配置され、付け台の前で小気味よくてきぱきと寿司を握る姿は粋で、まさに江戸前の気合。

 席に着くとお茶とオシボリが出される。 早速ランチメニューの中から海鮮丼(並)を注文すると、目の前に熱々の茶わん蒸しが出される。海鮮丼はランチだけの特別メニューだが、もし夜同じものを頼むと2,500円位するそうだ。それを聞いただけでも何か得をしたような気分になれる程なくすると大きめの飯椀に山盛りに綺麗に盛られた海鮮丼と味噌椀が出てきた。
今日のネタはウニ・イクラ・アオヤギ・ホタテ・サーモン・鮪・ネギトロ・穴子・鯵・甘えび・ひらまさ・鯛・イカ・玉子の14種
何からは箸をつけようかと迷った末に、取敢えずはてっぺんにあったイカから食べることにする。わさびをネタの上にちょこんと乗せ、ごはんと一緒に口に運ぶ。シャリの割りにネタのボリュームがあり、最後にホタテとサーモンだけが残ってしまった。
最初に「シャリ少し多め」と頼んでおけば、我が儘を聞いてくれるかも?!
量的には(並)で十分だが、(大)を頼むとシャリとネタが共に更に大盛りになるそうだ。

 昼めしに1,300円はちょっと贅沢という時には
にぎり8貫で600円というメニューもある。当然のことながら茶わん蒸し・味噌椀は同じように付く。この日のネタはトビ子・アオヤギ・鮪・蛸・サーモン・小肌・蒸しエビ・玉子の8貫。
8貫ではちょっと物足りなそうに見えるが、普通の握り一人前は7貫プラス巻もの半本が一般的なので量的にはしっかり一人前ある。

 日曜・祭日もランチメニューを頼めるが、当然のことながらこのメニューは昼のみ。 因みに夜はこの店のオリジナル「スタミナ納豆」をつまみにビールが私の定番。ウニ・イクラ・うずらの卵・沢庵に納豆とスタミナのつくネタを混ぜて海苔に巻いて食べる。







金太楼鮨 浅草橋店
http://www.kintaro-sushi.com/

台東区浅草橋1-20-6


電話(3866)5698/0972


休み 不定休

ランチメニューは
月~土 11:30~14:30
日曜日 11:30~13:30

営業時間
月~土 11:30~23:30
日曜日 11:30~22:30

 

2012年5月 『浅草橋の昼めし』ガイド

 うなぎ屋の親子重 - 千葉家 ―

 和食で「何が好き?」と聞かれれば迷わず鰻と答える。
鰻大好き人間としては地方に出かけると、その土地々々で評判の鰻屋には必ずお邪魔することにしている。人それぞれ好みはあるが私の贔屓は、「鰻せいろ蒸し」の久留米『田中鰻屋』、大阪・備後町の『吉虎』、「ひつまぶし」の名古屋『熱田・蓬莱軒』などなど。これらが関脇だとすれば、今回紹介する千葉家は大関クラス。場所はJR浅草橋駅の真裏のパチンコ屋の隣。

 千葉家の鰻の特徴は江戸前の辛口のタレと程よい大きさの小串ウナギ。
昨今は養殖ウナギの稚魚が不漁のために質のいいウナギが手に入り難くなったと主人が嘆いていた。ウナギ問屋の中には廃業を決めるところもあり、特に小串サイズのウナギは貴重品だそうだ。
聞くところによれば2009年の稚魚は豊漁だったが、その後2年続けて不漁が続き、今年も状況は変わらない。稚魚から成魚になるまで相当の年月がかかるので、当分状況の改善は望めそうに無い。
東京近郊の鰻屋でも大串を看板に商いをしている店が何店かある。スーパーで売っているようなメタボ輸入ウナギは論外だが、私はやはり小串サイズがいい。
関東ではすっきりとした味が好まれ、余分な油を抜き、皮目を柔らかくする為に、白焼きの後で一旦蒸される。ウナギ自体が手頃の大きさであれば油を抜くために長時間を掛けて蒸す必要はなく、その分ウナギ本来の香りや食感が楽しめる。
千葉家ではそんな程よい大きさのウナギのみが使用されている。

 店によっては時たま生臭さが残っている鰻があるが、千葉家では自家用井戸を持っており、3日3晩井戸水をウナギの上から流し続けている。これでいやな臭いを完全に取り除き、酸素をたっぷり含んだ低温の井戸水を掛けることで鮮度を維持している。元々が活鰻問屋であっただけに、ウナギの取り扱いを知り尽くしている。
創業119年継ぎ足されてきた秘伝のタレは関西風とは違い醤油と味醂をベースにキリリとしまった辛口に仕上がっている。創業当時の店は浅草橋三丁目にあったそうだが、この辺一帯は昭和20年2月と3月の2度の空襲で完全に焼け野原になった。現在地へは戦後移ってきたそうだが、戦時中は先々代の親爺が家族と一緒にタレを世田谷に疎開させていた。そんな苦労もあって119年の伝統の味が今日までしっかりと守り抜かれている。
俗に「串打ち三年、割き5年、焼き一生」と言われるが今のご主人は3代目でこの道36年。

 さてさて今回ご紹介するのは鰻重ではなく「親子重」だった。
親子重の味付けに秘伝のタレが使われているのだから旨くて当然、まずい筈がない。鶏肉は毎朝8時ごろに地元の老舗「鳥豊」から新鮮な鶏肉が届けられる。鶏肉を鰻のタレをベースにした煮汁で程よく火を通し、卵を解きほぐし半熟の状態で熱々のご飯の上に載せられる。ご飯も確りと硬めに炊かれているので汁との馴染みも抜群。

千葉家
台東区浅草橋1-19-10
電話(3851) 2261
定休日 日・祝日

親子重(お新香・吸い物付) 1,100円

鰻重 竹 (  同上  ) 2,600円
営業時間
月~土 11:30~15:00 17:00~21:00
 

2012年4月 『浅草橋の昼めし』ガイド

 『満留賀』のカレーうどん

 満留賀は自分が物心付いたときからある地元の蕎麦屋で、聞けば大正8年の創業という。今年で94年目を迎えるが、今のご主人は3代目。
蕎麦屋の屋号と言えば『藪蕎麦』『尾張屋』など相場は決まっているが、調べてみると『満留賀』は全国に190店もある。都内には87店あるが、浅草橋にも3軒あるが、それらのルーツはすべて同じ。
先代のご主人が多産系なのか子宝に恵まれ、子供達がそれぞれに『満留賀』の屋号で店を切り盛りしている。今回紹介する店は其の内の一軒。
JR浅草橋駅東口を出て浅草方面にちょっと行った左側に神社が見えるが、その鳥居の向かい側にある店。
敷石を一段上がった一階にテーブル席が4席と小ぢんまりした店だが、一階が満席でもご安心あれ、地下にも6席のテーブル席がある。

 蕎麦は昔から手軽な店屋物の代名詞だが、『Always三丁目の夕日』の時代、昭和30年代、には怖いお袋の目が厳しく「もり」か「かけ」しか出前を頼めなかった。
ちょっと贅沢をしても「きつね」か「たぬき」止まりで、「カレーうどん」などは高嶺の花で、まるで日活スターのような手の届かぬ存在だった。
でもどういう訳か「鍋焼きうどん」だけは病気になると食べることができた。
そんな憧れもあってか最近は満留賀で注文する時はいつも決まって「カレーうどん」。

 満留賀では製麺機を使って以前は自前で麺を打って小売をしていた。そんなこともあって麺に対するこだわりは凄い。
カレーうどんに使われている「うどん玉」は製粉会社の研究所と試行錯誤を繰り返し完成した満留賀特注の「うどん玉」だそうだ。
歯ごたえのもちもち感が何とも言えない。

 ご近所のよしみで今回作るところを見せて貰った。
小鍋にかけ汁を満たし火に掛けると、頃合をみて豚肉と葱が投入される。無論一方の大鍋では「うどん」が茹でられる。
豚肉に火が入った頃を見計らってペースト状になったカレーの素が溶き入れられる。 暫くすると魔法の様に汁にとろみがつき始めカレーうどんのかけ汁の出来上がり。
当然カレー・ペーストはいろいろなスパイスがブレンドされているそうだが、その内容については企業秘密。

 昼時の忙しい時間帯は1階・地下とも満席になるためお手伝いの女性がいるが、それ以外の時間帯はご主人と奥さんの二人で切り盛りしている。
奥さんは生粋のフィリピン人だがどこから見ても日本人。
今では奥さんの話す日本語を聞いても全く違和感がなく、天麩羅を揚げる様はご主人より寧ろ手際がいい。無論 英語・スペイン語もペラペラのトリリンガルなので2020年東京オリンピック実現の折にも受入れ態勢は万全。

 「カレーうどん」750円の他に、香り・歯応え・ボリュウムも満点の「手打ち重ねそば」700円もお奨め。







満留賀
(まるか)

台東区浅草橋1-18-6


電話(3851)6684


定休日 日
(祝日は昼のみ営業)


 

2012年3月 『浅草橋の昼めし』ガイド

 あつあつの天麩羅  『鉢の木』

 今回は第一回目として浅草橋・柳橋・蔵前地域でお薦めのランチ・スポット『鉢の木』をご紹介する。

JR総武線浅草橋駅東口の階段を下り、浅草方面にちょっと歩くとすぐ左側に銀杏八幡神社の鳥居が見える。鳥居を入りお宮の横の参道を抜けると、そこに今回紹介する割烹・小料理の店「鉢の木」がある。

 「鉢の木」という屋号は他でもたまに見かけることがある。大将の解説によれば、謡曲『鉢木』からとっているそうだ。 鎌倉時代に道に迷った旅僧が一夜の宿を求めて貧家を訪ねると、貧しさ故に囲炉裏にくべる薪がなく、大事にしていた鉢植えの梅・松・桜の木を切って火をおこし、旅僧への精一杯のもてなしを施したという話。そんなもてなしの気持ちを大切にしている、人のよさそうな大将は近所でもえらく評判がいい。

 紺地に白抜きで店名が書かれた暖簾をくぐると、カウンター席7人、小さなテーブルが2卓と、小上がりに掘り炬燵席が2卓といった落ち着いた雰囲気。

 昼時は近くのビジネスマンで多少込み合っているが、奥さんと2人で手際よくサービスしており見ていて気持ちがいい。
天婦羅が揚がる頃合を見計らい大将が「お願い」と声をかける。すると女将さんがすかさずご飯と味噌汁を出してくる。呼吸はぴったりだ。

 天麩羅は揚げたてが一番

 決してきれいな店ではない。しかし十分に年期の入ったカウンターへ、目の前で揚げたばかりの天婦羅が出される。プーンと胡麻油の香りがする。サラダ油を7割使っているのでさらっとした衣に仕上がっている。本日の800円の定食に出た天婦羅はアナゴ、キス、エビ2本、ナス、サツマイモ、しし唐、竹輪の7種類。この具ぞろえ、この価格で揚げたて天婦羅が食せるのは立派なもの。昼飯としては十分だ。

 昼時の客筋は常連が多いが、三月・五月人形の時期には老舗人形店での買い物帰りの親子連れをよく見かける。 今回はカウンターで一人悠然となれた雰囲気で食す女性客もいた。 シモジマからも50M位の距離なので買い物帰りのお客さんも多い。

昼のメニューは天麩羅の他に、今日は金目鯛・鰆の煮魚定食800円、鮪と石鯛の刺身盛り合わせ定食800円もある。 天麩羅も美味しかったが炊き立てのごはんがまた絶品。聞き忘れたがブランド米に違いない。

鉢の木
台東区浅草橋1-31-4
電話(3861)3357
定休日 日・祝日

営業時間
 昼 11:30~13:20
 夜 17:40~22:30
 土曜日は夜のみ

 
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